お世話になります。婚活中の者です。
本日彼女と夢の婚活デートをする予定でした。ものすごく楽しみにしており気分はルンルン状態でした。脳内はお花畑状態でした。嫌なことが多かったので連休は恋愛で心を癒してほしい…そう思っておりました。ドラマチックなデートを脳裏に想い描いておりました。
身体がくさかったのでバケツとタオルを用意し、濡れたタオルで全身を綺麗に磨き上げました。念入りに身体の汚れをふき取りました。バケツの水が汚くなるたびに何度かバケツの水を入れ替え身体の汚れを綺麗にふき取りました。顔の油がなくなる程にふき取りましたので顔がつっ張る感じで赤くなっておりました。愛すべき彼女に会える…その一心で40代のたくましい身体…ダイヤの原石を磨き上げたのです。
二階の自分の部屋に戻ると愛しの愛すべき彼女からラインがきておりました。ラインの内容をニコニコ顔で見てみると…「明日か明後日に変更できないか」と予定変更の連絡がきておりました。
「ふざけんじゃないよ」「本当にもう…ふざけんじゃないよ」こっちは楽しみにして全身を磨き上げたのだぞ…磨き上げて油がなくなった全身に怒りが満ちあふれました…油がないので怒りに火が付きにくいと思いきやそんな事お構いなしで瞬く間に怒りが全身を駆け巡りました…そして間髪入れずソッコーラインの返信をしました。
「えっ…もう出る用意してるんだけど」「何かあったの?」と言うと「チビが駄々をこねてまだ用意が出来てない」と返事が来ました…。
イライラする…予定変更の連絡本当にイライラする…こっちは楽しみにしていたんですよ…普段何も楽しみがない…就活ばかりして親孝行ばかりして一切楽しみを遠ざけて日々頑張っている者に対してこの仕打ちは酷いんじゃないか…酷すぎるんじゃないか…涙があふれて止まりませんでした…。
明日は20代の本命彼女との約束がある…そのために土曜日は本命専用としてあけている…明日とか絶対に無理…頭を悩ませる…ううう…どうする…どうすべきか…私から…この私から…40代のこの私から唯一の楽しみを奪うことだけは許さない…。
全身を磨き上げて用意したので絶対に会いたい…その気持ちで「用意できるまで待つので用意出来たら連絡してくれたらいいよ」と送りました…そしたら「多分無理かもしれない」と返事が来ました…多分ってなんだよ…ふざけんな…。
どうしても会いたい私は頭の脳みそを高速で回転し作戦をひねりあげ…「じゃあアパートで遊べばいいんじゃないかな。焼きそば買って行くから焼きそばふるまうよ」と勇気を出して送信しました…ドキドキしながら待つこと数時間…現時点まで連絡は皆無です…。
ふざけるな…ふざけるんじゃない…これだから嫌なんだよお…ドタキャンはこれだから嫌なんだよお…。婚活の嗜みがまるで分かってない…40代の婚活男子と結婚したいんだったら婚活の嗜みを本気で覚えてきなさい…まるで分かってない…本気でイライラします…。
人の身になって物事を考えろ…計算しろ…計算して考えろよ…身勝手過ぎるだろ…自己中過ぎるだろ…自分勝手が曲がり通ると思うんじゃない。大人なんだから大人なら約束を最低限守る…なんでいい加減な対応するかなあ…彼氏だぞ…仮にも彼氏様だぞ…結婚相手だぞ…将来の旦那様だぞう…ふざけんじゃない…。
不安で…不安で…それでも不安で…、好きで…好きで…それでも好きで…、会いたくて…会いたくて…それでも君に会いたくて…、時間を共有したい…一緒にとわに歩んでいきたい…こんなにも強く膨らんだゴムボールのような夏祭りの風船玉のような…はじけ飛びそうなこの想い…この愛しい想いを君に届けたい…ただそれだけなのに…それが叶わない…。
けど…私はあきらめない…最後の力を振りしぼり…君に伝えたい…生涯共にいたい…永遠に結ばれたい…この私に着いてきてくださいと…涙のプロポーズを君に投げかける…しかし目の前に君はいない…。
私の切なる気持ち共感いただき誠にありがとうございます。私の感動秘話でございます。とても恥ずかしいプライベートビデオです…これが私の秘めたる気持ちでございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。失礼いたいします。