お世話になります。婚活中の者です。
本日は20代の愛すべき彼女とチビと久しぶりの婚活デートで凄く楽しみにしておりました。心躍る感じで軽快なステップを踏みながら愛車に乗り込み、彼女の家の近くまでいつも通りの道を安全運転で迎えに行きました。
「今日は女神に会える…うひー…すごく楽しみ…私の彼女に…私だけの彼女に会える…一刻も早く会いたい…すぐにでも会いたい…気持ちと愛情が抑えきれないほど膨張し100円均一で買ったお気に入りの小銭入れの如くパンパンに膨らみ…もはや財布のチャックを締めきれないほどパンパンにぎちぎちに破裂しそうなほど膨らみ…抑えきれないほどになっておりました。はじけ飛ぶ寸前…寸止め状態でした…。
目のぎらつき…アクの強い男の脂ぎったまなざし…二重まぶたの奥に隠れるどぎつさと凄み…全てが愛すべきこの世でたった一人の彼女に会える…という想いで笑顔すらも崩壊し限界ギリギリ寸止め状態、しぶとく踏ん張りに耐えながら愛車のハンドルをひたすら握っておりました…男のハンドルさばきが火を噴くぜ…ギラギラした美しい男性ホルモン丸出しの脂をまとった男が美しい彼女の姿を求めて全力の歯茎むき出しの笑顔で突き進んでおりました…。
待ち合わせ場所につく前に、腹がグルグルグルグルキュルルルルル~と、なり響き…便意がしてきました…便秘がちの身体が緊張のあまり、排出しようと顔を出してきたのです…おいおい…こんなところで顔出されたらたまったもんじゃない…お楽しみのデートが便臭で台無しになってしまう…。
慌ててスーパーの便所に駆け込みました…目の前の鏡を見るとテンションが下がるので…鏡を見ずに便所の中に入り用を足しました…その間、うざったらしい蚊が出てきました…せっかくのデート用にお直ししてきた私の大事な顔が台無しになったらやばいと思い…蚊を徹底的に追い払い…用を足しました…汗がものすごく噴出しました…「やべえ…体臭がバレたらどうしよう」と、とても心配になりましたが脇をぴったりくっつける作戦で何とかしのごうと頭を切り替えました…。
便秘がちなので中々出し切ることができませんでした…時間を確認すると待ち合わせ時間が刻一刻と迫ってきている…ものすごく焦りました…中途半端だけどもう仕方がないと便所をあとにしました…時間に遅れることだけはしたくないですからね…信頼関係を一度でも裏切れば次からいい加減な人と思われかねませんから…社会人として当然のマナーでございます。婚活のマナー、嗜みでございます。
そして待ち合わせ場所に到着すると彼女とチビの姿がありません…時間を見てみると…まだ大丈夫な時間…ラインで「着いたよ」と連絡をするも未読無視…「えっ…どういうこと」って思いましたが…まあ…ちょっと遅れて来るだろうと若干の不安を抱えながら待ちました…ラインを何度見ても未読無視…イライラが頂点に達しましたが…待ち合わせ時間までゆっくりと深呼吸しながら待つこと…1時間以上…ラインがきました…「今日って遊ばなきゃダメ?」と…。
ふざけんじゃない!ふざけんじゃないよ!ふざけるなあ!どこまで40代の婚活系男子をバカにすれば気が済むんですか…ゆるさない…ゆるさなーい…ストレス限界でブチ切れるのを必死に我慢し車の中で少しでもストレスを解放、温和するため叫びまくりました…。
涙も自然にあふれ気がおかしくなる一歩手前まで精神状態が錯乱してしまいました…目の前のチビのために270円も出して買った大量のおやつをがっつき…歯にお菓子のカスが付こうがお構いなしで食べまくりました…。
気が付くと涙が頬を伝っておったのです…美しい夏の水しぶきにも負けない…泡立つ純粋な結晶…息をのむ美しさ…息が止まりそうなほど…えも言われぬ美しさを解き放つ…まるで無駄がない純粋な物質が人体の涙腺からあふれ出たのです。
感情的におやつを食べ…涙を流し…だいぶストレスがやわらいできたところで…ラインの返事をしました…「えっ何で?」とラインの返事を返すと「チビが部屋を散らかして掃除してる」と言われました…。
そんなこと帰ってからできるだろ…じゃあ仕事もチビが部屋を散らかしたら行かないのか?という話になるだろ…ふざけるんじゃない…ふざけるんじゃないよ…。
どうしても会いたい私はラインをすぐさま返信しました…「近くまで来てるんだから少しでも会いたいんだけど出てこれない」って言うと、「う~ん…厳しいかな…」と言われ…負けじと「約束したじゃん」と連絡すると…「分かった」とラインがきてホッとして車の中で待つこと1時間弱…「これから出る」と言われ、胸が高鳴り…すげー胸が高まり鼻息もだんだんと荒くなり…心臓の鼓動がドキドキドキドキしその鼓動を抑えるのがやっとなほどの状態で…苦しい苦しいと思いながら待ち…ドキドキしながら顔を上げると…そこには女神が立っていたのです…私の女神…姫よ…赤いスカート…白いシャツ…それを見た瞬間…全ての苦しい想いが炭酸水の泡の如く一気に蒸発し報われたのです…。
そしてショッピングモールに行きフードコートでハンバーガーとポテトを食べました…すげー優越感でした…フードコートで彼女を連れて歩く…それをうらやましそうにチラ見で見られることのえもいわれぬ幸福感…心地いいほどの極楽…脳内が満足感で満たされる満ち足りた誇らしげな気持ち…私の自慢の彼女を見ている…くくくっ…うらやましいだろ~…くくくっ…振り向いて見てきているやつさえもいる…くう~たまらん…たまらんですばい…。
やなりね…男はあきらめたらだめです…あきらめずに彼女に会うことです…会って幸せを共有することです…それが大切だということが今日改めて分かりました…会わないとだんだん面倒くさくなり会ってくれなくなる可能性があります…なのでできる限り会うことがお互いの距離を縮めるために大切なことなのではないかと存じます…終わり良ければ総て良し…。
目の前の皆様、そこのあなた…好きな人は…愛する人はいますか?その好きな人に好きと伝える…こみ上げる気持ちを抑え込まずに…その気持ちを…あふれるその気持ちを…好きで好きで辛抱たまらない気持ちを…私と共に解き放ちませんか?
人生は一度きりです…男なら自分を信じて…不安を気合いでかき消し…好きですと…愛しております…と、女性の目を見て伝えてみませんか?それが本当の青春なんじゃないかって…私は思います…そしてその言葉を女性は待ってます…あなたの瞳に隠れたその言葉を女性は待っております…踏み出しましょう…私の背中についてきてください。
私の切なる気持ち共感いただき誠にありがとうございます。
私の感動秘話、プライベートホームビデオでございます。
秘めたる気持ちでございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。失礼いたします。