お世話になります。婚活中の者です。
本日は土曜日…愛する彼女とのデートの日…貴重な貴重なデートの日…人生最も私が輝ける日…背中に羽が生え…空高く舞い上がりお前と虹の橋を渡ることができる夢のような日のはずなのに…お前から何も連絡がない…。
スマホを握りしめながらお前の愛のラインをひたすら大の男が…40代の男が…何もせず待ってる…お前に対する恋心…お前に対する遥かなる…絶美なる想い…お前が愛おしい…愛くるしい。
涙が出るほど…目がパンパンに腫れあがり…むくみきった顔…お前のせいで…私の美貌も今、地に落ちている…けど、これが…これが本当に人を愛する男の…一番愛くるしい顔だってこと…お前なら分かるはず…分かってくれるはず…。
だってそうだろう…お前は私の見た目と心に惚れた…だから自信をもって、この泣きに泣き…泣きぬれたパンパンの顔で…お前に会う…そして思いっきり二人で抱き合って涙を流して明日を夢見よう…それが恋をした若き若人の真実なる愛の姿…なのだから…。
目次
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お前のせいで全てを失った
お前と歩んできた道…お前と約束したバージンロード…お前と誓い合った将来…生涯共に過ごすって…お互い約束したよね…。
一生おじいちゃん…おばあちゃんになるまで…墓に入るまで一緒に共にするって…お前…そう言ったよね…あの言葉は何だったのか…真剣にお前に問い詰めたい…。
お前を失い始めて気が付いた…この切なる恋心…何もやる気が出ない…これからどうやって生きて行けばいいのか…まるで分らない…。
お前が私の人生を狂わせた…お前のせいで…何もかも人生計画が狂ってしまった…女狐のような姑息な女…とても許すことなど到底できない…。
気がつけば無職引きこもりニート…一番なりたくない姿に…お前のせいでなっている…お前がいれば立ち直れると…そう心から思っていた…そのお前が…もう私の手の届くところにいない…どんなに手を伸ばそうとも…もう手の届くところにお前はいない…。
お前だけを愛してた
今、薄暗い部屋の中…人生について何かを考えている…私の人生は何だったのか?その答えがようやく分かった…その答えとは…全て…お前だった…お前だけが私の人生そのものだった…そのお前が…今はもういない…あの頃のお前はもうどこにもいない…。
何もかも全てが…走馬灯のように消えかかっている…このままだと私の人生そのものが…消えてしまうだろう…。
愛のない結婚をし…普通に正社員として働き…子供を何人かもうけ…気がつけば歳を取り…老後を過ごすことになる…それはそれで幸せだとは思う…。
だけど…お前との思い出だけは決して忘れない…消えない…消そうと思っても消えてくれない…なぜならそれは…お前だけを本気で愛していたから…お前が私の全てだったから…お前の幸せ…それが私が想う全ての願い…。
お前をひたすら待つ
連絡が来なくなって3回目の土曜日を迎える…まだ3回目の土曜日…頭を整理して考えると…まだ数日しかたっていない…。
本気でお前を将来の伴侶にするため…今は我慢し…ひたすらお前の愛のラインをこの地で待つ…。
最後の最後に必ずラインが来るはず…だって…それがお前が考えたサプライズなのだから…そのサプライズを甘んじて受けよう…。
それまでに一皮も二皮も剥けた…男になってお前を出迎える…。
月曜日から仕事をすることになった…お前のためにポスティングと内職で汗を流し金を稼ぐ…お前のことを考え必死に稼ぎ…お前にプレゼントを考えている…そのプレゼントとはマリッジリング…。
そのマリッジリングをお前の指にはめる日を夢見て…私は今、思いっきり就活に励んでいる…晴れ渡る空が…永遠にお前と私を照らす日は…もうすぐそこまで来ているのだから…。
何卒よろしくお願い申し上げます。失礼いたします。